歴史ある片平丁で、昭和のマンションを愛でる

青葉区にある片平地区。仙台市地下鉄東西線の青葉通一番町駅と大町西公園駅に挟まれた歴史あるまち。

藩政時代は、伊達氏一族や仙台藩の重臣たちの大屋敷が建っていた。現在、その大屋敷たちは、仙台高等裁判所や東北大学片平キャンパスへと姿を変えている。

（写真）仙台高等裁判所

（写真）東北大学前

（写真）中国の文豪　魯迅の下宿していた「佐藤屋」の跡地　魯迅は東北大学医学部の前身である仙台医学専門学校で学んでいた

この片平地区に、昭和52年に建てられたビッププラザ仙台。バルコニーから、「清流、広瀬川」と「新緑と紅葉の青葉山」を眺めることができる。また、すぐそこの評定河原橋を渡れば、文豪・太宰治が泊まったという旅館があったらしい。

今回は、このビッププラザ仙台の一室を紹介する。見た目はやはり昭和を感じさせる建物だが、特徴はなんといっても約40坪近い、広い部屋。今流行りの分譲マンションと比べると、2倍くらい大きい。

バルコニーが広いのも、魅力的。繁華街と自然に隣接したこの片平地区で、このような条件のマンションがあるのは、極めて稀だ。

（写真）左：現在の間取り　　右：基本的なリフォームプラン

建物が古いのは、否めない。

だが、それ以上の価値がこの部屋に詰まっているのではないかと思う。

この部屋を活かす活かさないは、住人次第。

わたしたちは、敢えてこの部屋を自分たちの都合でリフォームせず、古いままの状態で市場に出している。住む人のライフスタイルを尊重したいから、住む人にリフォーム後の住まいを納得いくまで考えてもらいたいから。わたしたちとリフォーム会社で考えた基本的なリフォームプランは手元にある。

住む人のライフスタイルに合うのであればその通りにしてもいいし、合わないのであればその通りにしなくてもいい。住む人をいちばんに、リフォーム会社、わたしたちで共に理想の住まいを考えていく行為にこそ、建物を大事にしていこうとする「愛でる思い」が生まれるのではないかと思う。

物件の詳しい情報はLINEにて気軽にお問い合わせください！

備考: 管理組合運営協力金　2,500円/月
一部共用管理費　8,900円/月
一時徴収金　694,690円
（非常用自家発電設備更新工事予定）
近隣に月極駐車場あり
ペット不可